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ホーム ビートルズ  - - misterclaudel - - (ミスタークローデル)関連 FAB4 The Beatles(ビートルズ)/BIRDS SING OUT OF TUNE VOL.4 【1CD+BONUS CD】
The Beatles(ビートルズ)/BIRDS SING OUT OF TUNE VOL.4 【1CD+BONUS CD】
フォーマット:1CD + bonus CD
コンディション(ジャケット/盤):NW/NW
備考:

【BIRDS SING OUT OF TUNE】
シリーズの第4作目である。今回は1968年と1969年のデモ音源を収録している。解散前夜に相当するためビートルズとしては未発表で後にソロ・アルバムに収録された曲や、自前レーベルを立ち上げた直後でアップル・アーティストに提供した楽曲のデモ音源だったりと、こちらも興味深い内容が収録されている。

1968年は3種の音源が収録されている。まず最初は1968年11月から12月にリンゴの自宅を訪れたジョンのデモ音源である。ゲット・バック・セッションを2か月後に控え「I’ve Got A Feeling」と「Don’t Let Me Down」を演奏している。しかし「I’ve Got A Feeling」は同じメロディを繰り返すのみで、その上にジョンがアドリブで歌詞を乗せるだけの、全く未完成の状態。これがよく2か月後にあのようにリリースに耐えうる完成に漕ぎつけたものだと思わせられる。2テイク収録されている「Oh My Love」はご存知『イマジン』に収録された曲である。骨子は完成しているものの、依然としてデモ音源の域を出ず、歌詞もメロディも大きく異なる。何よりリリース・バージョンがピアノの楽曲だったのに対し、こちらはアコギで演奏されているのが特徴である。演奏後にはリンゴの声も聞くことが出来る。「Don’t Let Me Down」もまた全く未完成の状態で、曲構成も決まっておらず骨子となるメロディを繰り返しつつ、アイデアが浮かぶのを模索しているかのようなデモ音源である。何より曲を印象付けるあの「ドンレッミ〜ダ〜ン」の部分がまだ付与されていない。これも2か月後のゲットバック・セッションではきちんと完成しているのだから驚く。

続いて1968年11月から12月にニューヨークで行なわれたジョージとボブ・ディランのセッションである。気の合う二人だけに和やかな雰囲気で二人揃ってリード・ボーカルをとっている。「I’d Have You Anytime」は後にアルバム『ALL THINGS MUST PASS』の冒頭を飾る曲である。作曲クレジットが(HARRISON ? DYLAN)になっている事でわかる通り、この曲はジョージとディランの共作で、ここでも二人で一緒に歌っているのを聴くことが出来る。

1968年の最後は、11月から12月にかけて録音されたポールによる「Goodbye」である。メアリー・ホプキンがレコーディングし発表した事で有名なポール作の楽曲であるが、ここではメアリーではなくポール自身によるデモ音源である。メアリーはインタビューで「ポールが目の前であっという間に作曲をしたので驚いた」と述懐している。おそらくこの音源は「Come And Get It」と同様に、メアリーに指示するための、参考ボーカルとしてポールがレコーディングした、その音源であると思われる。

ここから1969年の音源になる。まず日付は不明だが1969年初頭に収録されたジョンによる「Woman Is The Nigger Of The World」のデモ音源である。傍らにヨーコが同席しており所々声が聞こえる。リリース・バージョンのような壮大な雰囲気はなく、またジョンも絶叫とは程遠い控えめな歌い方をしており、リリース・バージョンとは印象ががらりと異なる。途中ブレイク部分を入れるなど曲構成や細かいメロディも異なる。

1969年3月25日から31日にかけてジョンはアムステルダムのヒルトンホテルに滞在する。その時にギターを片手に演奏した様子を収録している。ゲット・バック・セッションを終えた後ということで、アコギのみながら「Don’t Let Me Down」の今度はイントロの「ドンレッミ〜ダ〜ン」の部分のみを繰り返し歌っている。喉がイガラっぽいのか、咳払いをしながら声の調子を確かめている。「Those Were The Days」と「Jerusalaim」の2曲はメアリー・ホプキンの曲をジョンが歌っているという珍しいものである。案の定ジョンは途中からふざけてしまい完奏に至らないのが残念である。「I Want You」は後に『アビーロード』に収録されるあの曲である。こちらはアコギのみながら重々しいリフといい曲の雰囲気は既に完成されている。

続いて1969年5月26日から6月2日かけてジョンとヨーコはモントリオールのクイーン・エリザベス・ホテルに滞在する。ここでの目玉は「Because」である。ジョンがひとりでアコギで歌っているデモ音源。テンポは速めで非常にメロディの美しさが際立つ素晴らしいテイクである。リリース・バージョンにある混声によるものではなく、このようにジョン単独の曲としてリリースされていたらどうなったであろうか。そしてこのホテル滞在中の「Give Peace A Chance」の映像はつとに有名であり、ここでも4テイクが収録されている。大勢でタイトルを合唱のように皆で歌う印象が強い曲であるが、最初のテイクはジョンとヨーコの二人のみの珍しいシンプルな演奏で、かつジョンが電話片手なのだろうか「もしもし、もしもし」という日本語を繰り返しているのが面白い。

1969年6月から7月にかけてサリーにあるジョンの自宅にてレコーディングされたとされる音源。後に『イマジン』に収録されることになる曲である。自宅であるからだけでなく、この時期は常にジョンと行動を共にしていたヨーコが、この時も一緒に参加している。自分の名前を高らかに歌う曲なだけに気恥ずかしくはないだろうか。演奏しているうちに曲が「I Want You」に変わり、また「Oh Yoko」に戻るというジョンならではのお遊びも聴くことが出来る。

「Can I Have Rider On Your Donkey」はポールの自宅から中継なのだろうか、ケニー・エベレットが司会を務めるラジオ番組に出演した時の音源である。ポールはアドリブで「Can I Have Rider On Your Donkey」という曲をピアノで歌っている。タイトルこそ「Can I Have Rider・・・」であるが、ポールの発音は明らかに番組司会者の「Kenny Everett・・・」と聴こえるように歌っているのが面白い。

1969年9月にジョンのバークシャーの自宅で「Cold Turkey」のデモ音源がレコーディングされている。当初この曲をジョンはビートルズの新曲として発表しようとしたが、ポールが頑なに拒絶したというエピソードが残っている。タイトルが薬物禁断症状の隠語である事に加え、あの後半である。ビートルズのイメージを著しく損ねる事は明白であり、ポールが断固反対したのも理解出来る。結局後にジョンのソロ・シングルとして発表された。本作に収録されているデモ音源の段階でもジョンの奇妙な唸り声は随所に挿入されており、それどころか歌いまわしすらわざと不気味な雰囲気を醸すように歌っているのがわかる。最後のテイクに至ってはヨーコのアアア〜という唸り声が被せられており、益々ポールの同意を得る事が困難な仕上がりになっている。

この後は、ジョン、ジョージ、リンゴ、ポールの4人それぞれによるクリスマス・アルバムのそれぞれのパートのアウトテイクが収録されている。かつてスタジオでレコーディングの合間に収録されていたものだが、クレジットを見ればわかる通り、ここではそれぞれに自宅でバラバラに収録されているのも、解散前夜で4人が揃う事が稀になった表れであろう。

最後のトラックは詳細不明である。ジョンがバックでギターを弾いている中、ヨーコが日本語で「ジョンと私はトロントに来ています・・・」と語っている音源である。日本のファンへ向けてのメッセージである。

【APPLE PROMOTING PRESS CONFERENCE 1968】
こちらはボーナス・ディスク扱いだと思ってもらいたい。メインとなる『BIRDS SING OUT OF TUNE Vol.4』が1968年と1969年のデモ音源を収録していたのを受け、同時期の最大のイベントといえばビートルズが自分たちの会社アップルを設立した事であろう。これがビートルズが解散に至る第一歩として歴史上記録される転換期であった事はマニアなら同意するであろう。才能ある芸術家を支援すべく自らのレーベルも立ち上げ、武士の商法よろしくビートルズの心意気や良かったが結局はビートルズ自身の楽曲管理をする会社に変貌し現在に至っている。本作には、このアップル設立記者会見の様子を収録している。

1968年5月14日、ジョンとポールの二人はキャンドルスティックでのコンサート以来、久しぶりにアメリカの地を踏むことになる。この時はコンサートではなくアップル設立を内外に表明する記者会見のためであった。まずニューヨークのアメリカーナホテルでの記者会見。その足で次にWNET NEWSFRONTという番組でインタビューに答え、さらに同日夜にはTHE TONIGHT SHOWという番組に出演し、それぞれ自分たちの設立した会社アップルの理念を語り、質疑応答を受けている。このようにニューヨーク滞在の1968年5月14日は記者会見や番組出演をハシゴするなど忙しくまわり、いかにビートルズのメンバー、特にジョンとポールがアップルに希望を抱いていたかがよくわかる。

最後に収録されているのは1968年6月16日イギリスの番組に出演した時のもので、ポールとメアリー・ホプキンが一緒に登場している。ポールはインタビューのみで、ポール自身によるメアリーの紹介の後、彼女は「朝日のあたる家」をライブ演奏している。

本作は、ビートルズの貴重なデモ音源、スタジオ・アウトテイクを収録した『BIRDS SING OUT OF TUNE』シリーズの第4弾である。メインとなるのは1968年と1969年という最晩年の音源で、解散間際とあり後にソロ・アルバムで発表された楽曲あり、そしてアップル設立直後とありアップル・アーティストの楽曲あり、バラエティに富んだ内容となっている。そしてボーナス・ディスクでは、ブライアン・エプスタイン亡き後で、あらゆる意味で転換期となったアップル設立を知らしめる記者会見やラジオ出演などを収録している。1曲だけだがメアリー・ホプキンのスタジオ・ライブ「朝日があたる家」も収録されている。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。

【BIRDS SING OUT OF TUNE VOL.4】
RINGO’S HOME MONTAGU SQUARE October - December
01. I’ve Got A Feeling #102. Oh My Love #1
03. Oh My Love #2
04. I’ve Got A Feeling #2
05. A Case Of The Blues
06. Don’t Let Me Down #1
07. Don’t Let Me Down #2

WOODSTOCK NEW YORK with BOB DYLAN Novemver - December, 1968
08. Nowhere To Go
09. I’d Have You Anytime

PAUL’S HOME ST. JOHN’S WOOD Novemver - December, 1968
07. Goodbye

JOHN’S HOME SURREY Early 1969
11. Woman Is The Nigger Of The World

ROOM 902 AMSTERDAM HILTON HOTEL March 25 - 31, 1969
12. Don’t Let Me Down
13. Those Were The Days
14. I Want You #1
15. I Want You #2
16. Jerusalaim
17. Radio Peace

ROOM 1742 QUEEN ELIZABETH HOTEL MONTREAL May 26 - June 2
18. Because
19. Happiness Is A Warm Gun
20. Give Peace A Chance #1
21. Give Peace A Chance #2
22. Give Peace A Chance #3
23. Give Peace A Chance #4

JOHN’S HOME SURREY June - July 1969
24. Oh Yoko!

PAUL’S HOME ST. JOHN’S WOOD LONDON with KENNY EVERETT July 1969
25. Can I Have Rider On Your Donkey?

JOHN’S HOME BERKSHIRE September 1969
26. Cold Turkey #1
27. Cold Turkey #2
28. Cold Turkey #3

JOHN’S HOME BERKSHIRE
EDITED & OVERDUBBED by KENNY EVERETT
September - October 1969
29. Christmas Tape Excerpts by John

GEORGE’S HOME September - October 1969
30. Christmas Tape Excerpts by George

RINGO’S HOME ELSTEAD
EDITED & OVERDUBBED by KENNY EVERETT
September - October 1969
31. Christmas Tape Excerpts by Ringo

PAUL’S HOME ST. JOHN’S WOOD
EDITED & OVERDUBBED by KENNY EVERETT
September - October 1969
29. Christmas Tape Excerpts by Paul

JOHN’S HOME BERKSHIRE late 1969
30. Messege To Japan

【APPLE PROMOTION PRESS CONFERENCE】
APPLE corps PRESS CONFERENCE
01. Americana Hotel, New York May 14, 1968

WNET NEWSFRONT
02. St. Studio, New York taped : May 14, 1968 broadcasted : May 15, 1968

THE TONIGHT SHOW
03. Rockfeller Center Studio 6B taped & broadcasted : May 14, 1968

David Frost Presents ... Frankie Howerd
04. TV Studios Wembley London June 16, 1968
05. House Of The Rising Sun by Mary Hopkin


[コンディション表記の説明]
NW...新品
M ...新品同様
M-...新品同様ですが、少々のスレあり
EX...スレは多少あるが、おおむね良好
VG...スリキズ等あるが、再生に影響なし

・ Label/No
misterclaudel/mccd-695
・ 販売価格

3,800円(税込)

・ 購入数