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ホーム ビートルズ  - - misterclaudel - - (ミスタークローデル)関連 FAB4 The Beatles(ビートルズ)/HISTORICAL STAR CLUB TAPES【2CD】
The Beatles(ビートルズ)/HISTORICAL STAR CLUB TAPES【2CD】
フォーマット:2CD
コンディション(ジャケット/盤):NW/NW
備考:LIVE AT THE STAR CLUB HAMBURG GERMANY 25, 28 & 31 DEC 1962.

初登場音源含むハンブルグはスタークラブの決定盤!!

Mクローデル・レーベルのライヴ・クロニクル・シリーズの緊急リリース! 1962年12月に行なわれたビートルズ最後のハンブルグ・ツアー、スタークラブでの三日間を収録した、新たに流出した多くの初登場部分を含む決定盤の登場です! マニアの間でも話題沸騰、昨年のシェアやメンフィス、サージェントマルチトラックに続く今年最初の発掘音源として長年リリースが待たれた音源、それがライヴ・クロニクル・シリーズの一環としてリリースになります! このスタークラブ音源は、当時ステージ・マネージャー職にあったエイドリアン・バーバーが、1962年12月ビートルズ最後のハンブルグツアーにおいて12月25日、28日、31日の三日間に録音したとされ、様々な経緯を辿り1977年に初めて2枚組の正規アナログ盤としてリリースされたのが、おそらくこの世に出た最初ではないでしょうか。しかしながら、このリリース版はテープの全容からは程遠く、英米独の各国で権利関係のため異なった選曲がなされたり、また正規盤の処理として当然のように過剰な擬似ステレオ処理がなされたり、MCも実際の位置とは異なる位置にはめ込まれたりしていました。それでもスタークラブ音源の嚆矢としてマニアは黎明期のビートルズの荒々しい演奏に狂喜しました。しかし、音源として他にもまだまだマテリアルがあるというのは、その後にリリースされたブートレグにて断片ながら初登場部分が細切れに収録されていたことからも想像できる事でした。そしてファンはその全貌を知りたいと切望しつつも、中途半端な内容を手を替え品を替え、権利関係が曖昧な部分を突いて正規盤すらも乱発されてきました。三日間に渡って録音が行われましたが、何せ今までことごとく実際の演奏順を無視した形で編集され、正確な曲順すら把握できるものではなく(タイトルによって曲順が異なっていた)、またどのテイクがどの日の録音かすら明らかではありませんでした。そういう研究家やマニアの考察に一石を投じる話題盤となること間違い無しなのが本作です。

 収録内容に関しては、録音された日付別に収録されています。まず、12月25日に関しては「Be-Bop A Lula」が1曲目であり、トラック12までが今回このCDセットのために特別に提供された未編集テープより実際の演奏順に沿った形で収録されています。曲間のMCも可能な限り長く未発マスターテープより収録されており、正規のLPやCDを聞き倒していた方には正に驚きの内容と言えるでしょう。今回明らかになった3日分のセットリストは、「FROM CAVERN TO LIVERPOOL」や、それを孫引きした910ガイドに掲載されているものとやや異なるのが興味深いところ。これは過去の関係者の証言や本作登場以前に流出したアングラテープの切れ目などから判断して並べられたもので、既存の定説を覆すものとして注目すべき点でしょう。内容的に興味深いのは何といっても今まで断片で32秒しか聴くことのできなかった「Red Hot」です。もっとも今回の収録でもタイムは1分4秒と完全収録ではないのですが、今まで聴くことができなかった間奏の少し後まで収録されている点。しかもその間奏というのがハモンドオルガンによるもの。誰が演奏しているのかは不明ですが、ビートルズのステージで間奏にオルガンが入るというのは1965年の「I’m Down」とこの曲のみでしか確認できない貴重な記録。他にも「Sheila」、「Simmy Like Kate」、「Red Sails In The Sunset」はオフィシャルでは音飛び部分が摘まれていましたが、ここでは実際のテープの収録内容通りに収録。「I Saw Her Staning There」はこれまで31日の演奏とされていたテイクが実際には音源として残されているテープのファーストセットからの演奏だったことまで判明するなど、音源研究家にとっても大変意義深いリリースとなりました。「Ask Me Why」以降がRaw tapeの発掘が無いため、トラック13以降は史実からの流用と編者の若干の嗜好が反映された曲順となってはいますが、恐らくはこの25日は最低でも2つ以上のセットから収録され、ここに収録された21トラックがテープに残されたと推測出来ます。「I'm Gonna Sit Right Down」、「Twist And Shout」、「I Remeber You」の3曲に関しては正規版でループされてワンコーラスづつ無理やり伸ばしてあった収録タイムが実際の演奏通りに編集し直された形で収められています。

 12月28日の演奏はこれまで「A Taste Of Honey」が1曲目とされてきた従来の説とは異なりジョージの「Nothin' Shakin'」がオープニングナンバーであることが目を引きます。このセカンドセットはTMQ系SAVAGE RECORDSが「MACH SHAU!」としてリリースしたアナログブートとそのコピー盤「BEATLES VS THIRD REICH」(NEMS RECORD系列)で聞くことが出来、またCD時代になっていくつかのタイトルがリリースされましたが、その何れもテープソース収録とは謳っているものの実際には大なり小なりスクラッチノイズを含んだ針起こしソースしか存在しませんでした。今回の28日収録分は初のテープ音源収録の上、アナログ盤の特徴であった元音源のダビング劣化によるものと思われる始終バリバリと割れた、それこそ聞くのが苦痛であるような歪みがほとんどありません。そのためこのセットのレアトラックである「I'm Talking About You」はまるで初出のテイクのような感動を覚えます。ここまでのグレードアップによるテープソースの登場は快挙と言って良いでしょう。我々が正規版で長らく耳慣れて聞いていた「A Taste Of Honey」が実はこのセカンドセットのコンプリートバージョンからの収録だったということも今回初めて判明しました。「I Saw Her Standing There」もこちらが正規版でリリースされたテイク、しかもマスターテープの痛みによりこれまでカットされていた間奏のジョージのソロもここで初めて聞くことが出来るようになりました。  12月31日の演奏は、910ガイドによると7曲がこの日の演奏としてリストアップしてありますが、ここに収録されているのは4曲です。この日にの演奏とされていた「Reminiscing」「Ask Me Why」「I Saw Her Standing There」の3曲は25日の部分に収録されており、おそらくこれまで「31日」とされてきたテープも実際は複数セットからの意図的な編集版であった可能性が限りなく高くなりました。あるいは元々この31日のビートルズの演奏はこの4曲分しかテープに残されていないのかも知れません。

 音質に関しては、音源の流出ルートがテープのオーナーにかなり近いのか、従来のオフィシャル盤や既発タイトルよりもナチュラルな質感で聞き易くなっています。避けられない理由により部分的に正規音源をインポーズしている部分も、可能な限り綺麗なモノラル音源にトランスして場所によっての音質差が生じることを極力解消しています。もちろん45年前のアマチュア収録のオーディエンス・テープなので、ドロップ・アウトやテープの痛みを感じさせる部分もあることは否定できません。しかし今回のリリースでは、それらをあえてそのまま収録することで、元テープではどうなっていたか、なぜオフィシャルではカットや編集が施されたか、大元のテープを尊重し、それを聴くことで編集の原因を辿るという楽しみ方をしていただけたら幸いです。

 最後にジャケット写真について触れておきましょう。1962年ハンブルグでのライヴということで、今まで多くのコレクターズ・タイトルやオフィシャル・タイトルでは、黒い革ジャン姿で演奏する写真が多く使われてきましたが、本作の表ジャケットの写真はまさにこのツアーでのビートルズのステージ。バックに摩天楼の書き割りがあるのはスタークラブのステージの特徴であり、既にこの時期、ドラマーはリンゴに代わっており、それどころか「Love Me Do」もリリースされたデビュー後のステージということで、しっかりネクタイを締めてのステージでした。今まで他のタイトルのジャケットの印象が強いファンには違和感を感じるかもしれませんが、これこそが本作で聴くことのできるビートルズの音源が録音された当時の姿なのです。ポールを真ん中に、ジョンが右側にというのが後年のビートルズのお馴染みのステージとは異なる点です。

<DISC ONE> December 25, 1962 - 01. Be-Bop A-Lula (vocal : Fred Fascher) 02. I Saw Her Standing There 03. Hallelujah I Love Her So (vocal : Horst Fascher) 04. Red Hot 05. Sheila 06. Kansas City - Hey Hey Hey Hey 07. Shimmy Like Kate 08. Reminiscing 09. Red Sails In The Sunset 10. Sweet Little Sixteen 11. Roll Over Beethoven 12. A Taste Of Honey 13. Ask Me Why 14. Long Tall Sally 15. Besame Mucho 16. I'm Gonna Sit Right Down And Cry (Over You) 17. Twist And Shout 18. Mr. Moonlight 19. Falling In Love Again 20. I'm Talking About You 21. I Remember You Bonus Tracks 22. Be-Bop A-Lula "Intro No Overdub" (vocal : Fred Fascher)

<DISC TWO> December 28, 1962 - 01. Nothin' Shakin' (But The Leaves On The Trees) 02. I Saw Her Standing There 03. To Know Her Is To Love Her 04. Everybody's Trying To Be My Baby 05. Till There Was You 06. Where Have You Been All My Life? 07. Lend Me Your Comb 08. Your Feet's Too Big 09. I'm Talking About You 10. A Taste Of Honey 11. Matchbox 12. Little Queenie 13. Roll Over Beethoven December 31, 1962 - 14. Road Runner 15. Hippy Hippy Shake 16. A Taste Of Honey 17. Money (vocal : Bobby Thompson or Tony Sheridan?) Bonus Tracks December 31, 1962 - King Size Taylor and the Dominos 18. Sparkling Brown Eyes (vocal : Keith Hardie) 19. Lovesick Blues (vocal : John Frankland) 20. First Taste Of Love (vocal : Bobby Thompson) 21. Dizzy Miss Lizzy (vocal : Kingsize Taylor) Cliff Bennett and the Rebel Rousers 22. Hully Gully (vocal : Cliff Bennett) 23. Hully Gully "Alternate Ending" (vocal : Cliff Bennett)

[コンディション表記の説明]
NW...新品
M ...新品同様
M-...新品同様ですが、少々のスレあり
EX...スレは多少あるが、おおむね良好
VG...スリキズ等あるが、再生に影響なし

・ Label/No
misterclaudel/BE-002
・ 販売価格

5,800円(税込)

・ 在庫数
SOLD OUT