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ホーム ビートルズ  - - misterclaudel - - (ミスタークローデル)関連 FAB4 The Beatles(ビートルズ)/COMPLETE ROOFTOP CONCERT 1969【3CD】
The Beatles(ビートルズ)/COMPLETE ROOFTOP CONCERT 1969【3CD】
フォーマット:3CD
コンディション(ジャケット/盤):NW/NW
備考:Complete Rooftop Concert Apple Building London UK January 30, 1969.

マニア必携Mクローデル・レーベルよりライヴ・クロニクル・シリーズの最新作がリリース! 今回は通常の観客を入れてのコンサートではなく、1969年1月30日、アップルビルの屋上で行なわれた通称ルーフトップ・コンサートの完全版です!当初、観客を入れた状態のライヴ・ショーをテレビで生放送し、同時に放送するリハーサルを捉えたドキュメンタリーを制作する目的で、69年1月2日にトゥイッケナムにある映像スタジオで開始された「ライヴ・ショーのためのリハーサルとドキュメンタリーの撮影」は、10日のセッション途中に脱退したジョージの復帰の条件を受けて「アルバムのレコーディングと、その模様を捉えた劇場映画の制作」と目的を変更し、約1週間のインターバルを置いて1月21日からサヴィル・ロウにあったアップルのオフィス・ビルの地下に設営されたスタジオ(アップル・スタジオ)で再開されました。これが通称「GET BACK SESSION」と呼ばれるもので、前半と後半では主旨が全く異なるものでした。このセッションは、映像撮影班が録音していたリール・テープの音源によってその全貌をほぼ全て聴くことが出来るわけですが、後半のアップル・スタジオでのレコーディング・セッションは賛否両論あるものの、月の頭にリハーサルを開始した新曲群が11日間のセッションでレコーディングされたという点でビートルズの驚異的なクリエイティビティの底力を今に伝える貴重なドキュメントとなっています。アルバムのレコーディングがほぼ終了の段階に達してから行なわれた、本作に収録されているルーフトップ・コンサートは、映画のクライマックス・シーンのためにアップル社屋の屋上で行なわれたもので、ライヴ・パフォーマンスとレコーディングと撮影の全てを兼ねていたため、一般の観客を入れることはありませんでした(ちなみに翌日の31日に地下のアップル・スタジオで撮影された「TWO OF US」「THE LONG AND WINDING ROAD」「LET IT BE」の演奏に関しても、屋上でのパフォーマンスに不向きな曲群であるということだけで、主旨としてはルーフトップ・コンサートの延長と言えるものです)。 そういった経緯で寒風吹きすさぶハードな環境の中、アップル社屋の屋上において突如行なわれたビートルズwithビリープレストンの演奏は、大音量でお昼時のロンドンの街に突如鳴り響きました。街ゆく人々は、音は聴こえど姿は見えないという状況で、ビルの上を見上げる様子が映画「LET IT BE」で観ることができます。コンサートを取り巻くあらゆる状況を漏らすまいと、複数台のカメラがその様子を撮影しており、もちろんそれら全てのカメラに対応する音源を収録すべく同時進行でリールがまわされたため、プレイバックを含めると、残された音源もソース違いで数多く、本作は、その全てを三枚のCDに収めた完全版になります。

まずディスク1は、複数のリールを編集し、このコンサートを最長収録。マーク・ルイソンの本によると、コンサートは42分間に渡って行なわれたとありますが、ここに収録されているのは、完全を期してその前後を含め、44分の収録になっています。仮にこの先マルチトラック・テープが全て流出したとしても捉えられていない部分も収めた真の完全版。屋上に上がってきたビートルズのメンバーの様子、ポールが飛び上がって足場を確かめる様子、リンゴがローディのマル・エバンスに発した“マル、俺こんな場所かよ!?”というジョークも、いよいよ始まるパフォーマンスへの期待を抱かせます。裏ジャケには各曲にDDSIナンバーが振られているので、関連書物と参照しながら聴き進めるのに非常に便利。その1曲目はきちんとした演奏ではなく、軽いウォームアップ。ジョンが「GET BACK」のギター・ソロの運指を確認するところから軽い音合わせをして、いよいよ歴史的なコンサートの始まり。「GET BACK」を最初に2回、さらに最後でもう1回演奏していることからも、この曲がセッションを象徴するナンバーだということが伺えます。やはり映画を想定しての演奏らしく、ジョンの歌う歌詞があやふやだった「DON’T LET ME DOWN」「I’VE GOT A FEELING」は、複数テイク演奏しています。曲の合間には「I WANT YOU」や「A PRETTY GIRL IS LIKE A MELODY」など、ちょっとしたお遊び曲がちりばめられていることからはリラックスした状況が伺えます。もちろんマルチ・トラックのテープ交換がされている間に演奏された「GOD SAVE THEQUEEN」もバッチリ収録。1回目の「GET BACK」はまだまだ肩慣らしといった演奏ですが、野外での演奏には不向きな極寒の状況ながら初っ端からタイトな演奏を聴かせます。アルバム『LET IT BE』に「ONE AFTER 909」「DIG A PONY」「I’VE GOT AFEELING」(1回目の演奏)が、『LET IT BE…NAKED』も含めれば「DON’T LET MEDOWN」(「I’VE GOT A FEELING 」とともに2回の演奏を編集)もこのルーフトップ・コンサートの演奏が採用されていることは、充実したパフォーマンスであることを物語っています。コンサートが進むにつれアップル・ビル近くには人が溢れ交通は麻痺。近所からの通報を受けた警官が到着し、パフォーマンスを中止するよう警告を発します。映画「LET IT BE」には警官の到着を1階のドアの外と中から捉えたシーンがあるため、通報自体を「やらせ」的な演出と指摘するファンもいますが、当時のスタッフは「警察署は10分前に出動を予告していた上に、それ受けてあらゆる大量のドラッグがトイレに流されていた」と噂を強く否定しています。映画「LET IT BE」では屋上でマル・エバンスが仲介をする中、強行に演奏を開始するこの日3度目の「GETBACK」が捉えられています。この演奏を収録した『ANTHOLOGY 3』の、マーク・ルイソンのライナーを訳した日本語版ブックレットでは「演奏を始めてすぐにジョンとジョージのアンプが故障し(すぐに直ったが)….」と書かれていますが、映画「LETIT BE」でジョージが電源スイッチとスタンバイ・スイッチがあるバックパネルをまさぐった直後にジョージのアンプが復活していることから、電源が落ちていた(落とされていた?)だけなのではないかという見方も出来ます。何はともあれ、この最後の「GET BACK」はハプニングをものともしない一体感とドライヴ感に溢れた演奏に加え、ポールのアドリブも冴えており、ルーフトップ・コンサートを締めくくるに相応しい演奏。果たしてビートルズはオーディションに合格にしたのか?その答えは皆様の耳にお任せ致します。   

このディスク1の後半は、同じルーフ・トップ・コンサートでも、映画「LET ITBE」よりフィルム・サウンドトラックの音源を収録しています。実際に映画に使われたミックスと選曲で比べてみてください。続いてディスク2と3は、このときに収録された全ロールを、ロールごとに収録しています。まずディスク2はAロール、ROLL562とROLL563。メインで収録されたロールで、音質、収録場所など、最もまとまった収録で、従来既発盤ではこのロールのみの収録でリリースされていたものがほとんどでした。しかし本作ではさらにROLL1146B、ROLL1147B、ROLL1148B、 ROLL1149Bと4本のBロール部分を収録。こちらはサブ的な収録ですが、Aロールに含まれない部分を含むため看過できない内容となっています。さらにインタビューが中心ですが、屋上ではなく、アップルビルの前の通りで収録されたロールは、現地ではどのようにこのコンサートが聴こえていたのかという貴重な記録となっています。カメラCの音源はプレイバックです。そしてカメラDの音源は若干遠めの音源ながら、別カメラの別ソースということでここに収録されています。

伝説的な1969年1月30日のルーフ・トップ・コンサートを通して完全な形で聴くことの出来る1枚目。後半は映画のサウンドトラックを追加収録。さらに各ロールごとの収録の2枚目と3枚目。ここにあるものでルーフトップ音源は完璧。歴史の貴重な瞬間を様々な角度から検証できるコンプリート・ルーフトップ・コンサートのセットです。ビートルズのライヴ音源は、マスター音源を丁寧なマスタリングと美しいピクチャー・ディスクのプレス盤でリリースするMクローデルでそろえてください!

[DISC ONE]
Complete Rooftop Concert Apple Building London UK January 30, 1969
01. Stage Settings 02. Get Back #1 [DDSI.30.01] 03. Get Back #2 [DDSI.30.02] 04. I Want You [DDSI.30.03] 05. Get Back #3 [DDSI.30.04] 06. Don't Let Me Down #1 [DDSI.30.05] 07. I've Got A Feeling #1 [DDSI.30.06] 08. One After 909 #1 [DDSI.30.07] 09. One After 909 #2 [DDSI.30.08] 10. Danny Boy [DDSI.30.09] 11. Dig A Pony #1 [DDSI.30.10] 12. Dig A Pony #2 [DDSI.30.11] 13. God Save The Queen [DDSI.30.12 P] 14. I've Got A Feeling #2 [DDSI.30.13] 15. A Pretty Girl Is Like A Melody [DDSI.30.14] 16. Get Back #4 [DDSI.30.15] 17. Don't Let Me Down #2 [DDSI.30.16] 18. Get Back #5 [DDSI.30.17]

Rooftop Concert (Movie Film Soundtrack) Apple Building London UK January 30, 1969
19. Stage Settings 20. Get Back 21. Don't Let Me Down 22. I've Got A Feeling 23. One After 909 24. Danny Boy 25. Dig A Pony 26. Get Back

[DISC TWO]

01. 4 Cameras, 1 Is Wild Camera A, Roll 562 : Take 2 All Cameras Take 3
Get Back #2 [DDSI.30.02] Get Back #3 [DDSI.30.04] Don't Let Me Down #1 [DDSI.30.05] I've Got A Feeling #1 [DDSI.30.06] One After 909 #1 [DDSI.30.07] One After 909 #2 [DDSI.30.08] Danny Boy [DDSI.30.09] Dig A Pony #2 [DDSI.30.11]
02. Camera A, Roll 563
I've Got A Feeling #2 [DDSI.30.13] A Pretty Girl Is Like A Melody [DDSI.30.14] Get Back #4 [DDSI.30.15] Don't Let Me Down #2 [DDSI.30.16] Get Back #5 [DDSI.30.17]
03. Camera B1, Roll 1146 Slate 1 Various 'Views
Get Back #1 Warm Up Jam [DDSI.30.01] Get Back #2 [DDSI.30.02] I Want You [DDSI.30.03] Get Back #3 [DDSI.30.04] Don't Let Me Down #1 [DDSI.30.05] I've Got A Feeling #1 [DDSI.30.06]
04. Camera B1, Roll 1147 Various Interviews
One After 909 #2 [DDSI.30.08] Danny Boy [DDSI.30.09] Dig A Pony #1 [DDSI.30.10] Dig A Pony #2 [DDSI.30.11] God Save The Queen [DDSI.30.12] I've Got A Feeling #2 [DDSI.30.13] Don't Let Me Down #2 [DDSI.30.16] Get Back #5 [DDSI.30.17]

[DISC THREE]
01. Camera B1, Roll 1148 Take 3
Announcement Only
02. Camera B1, Roll 1149 Beatles In Apple Studio Talking About And Listening To Rooftop Concert.
God Save The Queen [DDSI.30.12 P] I've Got A Feeling #2 [DDSI.30.13 P] A Pretty Girl Is Like A Melody [DDSI.30.14 P] Get Back #4 [DDSI.30.15 P] Don't Let Me Down #2 [DDSI.30.16 P] Get Back #5 [DDSI.30.17 P]
03. Camera B3, Roll Saville Row Street
People's Reactions I've Got A Feeling #2 [DDSI.30.13] Don't Let Me Down #2 [DDSI.30.16] Get Back #5 [DDSI.30.17]
04. Camera C Recordings At Apple Reception Desk
I've Got A Feeling #1 [DDSI.30.06] One After 909 #2 [DDSI.30.08] Danny Boy [DDSI.30.09] Dig A Pony #1 [DDSI.30.10] Dig A Pony #2 [DDSI.30.11]
05. Camera D, Roll 1 Take 3 Rooftop
Get Back #2 [DDSI.30.02] Get Back #3 [DDSI.30.04] Don't Let Me Down #1 [DDSI.30.05] I've Got A Feeling #1 [DDSI.30.06] One After 909 #2 [DDSI.30.08] Danny Boy [DDSI.30.09] Dig A Pony #2 [DDSI.30.11]
06. Camera D, Roll 3 Rooftop
I've Got A Feeling #2 [DDSI.30.13] A Pretty Girl Is Like A Melody [DDSI.30.14] Get Back #4 [DDSI.30.15] Get Back #5 [DDSI.30.17]

[コンディション表記の説明]
NW...新品
M ...新品同様
M-...新品同様ですが、少々のスレあり
EX...スレは多少あるが、おおむね良好
VG...スリキズ等あるが、再生に影響なし

・ Label/No
misterclaudel/mccd-85/86/87
・ 販売価格

6,500円(税込)

・ 在庫数
SOLD OUT