フォーマット：3CD
コンディション(ジャケット/盤)：NW/NW
備考：ESTADIO CENTENARIO MONTEVIDEO URUGAY 3rd OCTOBER 1990

量より質を重視して、厳選された歴史的音源を、他レーベルで後発されても価値が落ちない内容と音質をテーマにリリースをするPADDINGTONレーベルの最新作は、1990年10月3日ウルグアイはモンテビデオ公演をサウンドボードで完全収録したタイトルになります。エリック弾きまくりで人気の高いジャーニーマン・ツアーでも特に演奏と内容、そして高音質で人気の高いモンテビデオ公演が、とうとう完全収録でのリリースです！　これぞ多くのファンが待ち望んだタイトルではないでしょうか。ディスク１とディスク２には、1990年10月3日をバリバリのサウンドボードで完全収録。2006年ツアーは「Pretending」で始まっていますが、このツアーはその「Pretending」の当時リリースされたばかりのツアーでのバージョンです。既発タイトルでは「I Shot The Sheriff」のギター・ソロの非常にいいところでブツ切れでしたが、本作ではもちろん完全収録。このギターソロがたまらなくかっこいいので、本作の聴き所のひとつといえるでしょう。もちろんエンディングから「White Room」に繋がるメドレーも完全に聴くことができます。南米の熱い聴衆の前で展開される名演の数々。曲間ではところどころ自然発生的に合唱が立ち上がり、熱狂的なファンの歓迎を受けているエリックの姿が目に浮かびます。ネイザン・イーストを紹介して始まる「Can’t Find My Way Home」では、イントロに合わせてエリックが、“オ〜オ〜”と客席を煽り、それに合わせて聴衆が応える様子もバッチリ。実に素晴らしい雰囲気で、陽が沈んでもなおスタジアムでは明るく光が放たれているようです。さらにメンバー紹介と共に流れるように始まる「Cocaine」では、あのリフに合わせて合唱が続き、エリックの“グラシアス！”と心からの謝意は数万人の聴衆ひとりひとりに届いたことでしょう。さらに間髪入れずなだれ込む「Layla」など、ジャーニーマン・ツアーは本当にどうしちゃったのというくらいエリックが弾きまくりで、これがファンの間で人気が高いツアーだという理由がよく理解できる、そんなタイトルです。ディスク３はボーナス・ディスクだと思ってください。この日クラプトンの前座に登場したミック・テイラーの演奏が収録されています。これまた素晴らしいバリバリのサウンドボード収録。ジミヘンの「Red House」や、ストーンズでも演奏している「You Gotta Move」などを演奏しています。前座ではもったいないくらいの素晴らしい演奏で、単独でリリースされてもおかしくない貴重音源。エリックの本編と共に、このミックテイラーの前座も全てのロック・ファンに聴いていただきたいと思います。本作はモンテビデオ公演を完全収録した初のプレス盤タイトルということになりますが、かつて同じようにコンプリートを謳ったCDRもありました。しかしイコライジングのせいかオーディエンスを被せたような音で、編集も甘くいまひとつな内容でした。その点、本作は音質もクリアで超高音質な真性サウンドボードですのでご安心を！　もちろん安易なダウンロード音源ではありません。今回もジャケットには厚型コーティング高級光沢紙を使用。ジャケット写真はギターを弾きつつ煙草をふかすエリックの横顔。このツアーでは特に有名な写真ですが、以後この写真は本作のジャケット写真としてファンの記憶にとどまることになるのではないでしょうか。もちろん、盤面はもはやPADDINGTONレーベルの代名詞となった美しいピクチャー・ディスク仕様。さらに今回は全セットにオリジナル・ポスターが封入されています。とても素敵なポスターなので貼らずにとっておいて、本作を聴くときに眺めながら楽しんでください(笑)。企画、マスター製作、デザインと、職人集団で構成されたプロジェクト・チームがまたもやECファンの宝物を丹念に作り上げました。ぜひお楽しみください！　大切にしてくださいね！

DISC ONE 01. Pretending 02. No Alibis 03. Running On Faith 04. I Shot The Sheriff 05. White Room 06. Can't Find My Way Home 07. Bad Love 08. Before You Accuse Me 09. Old Love
DISC TWO 01. Badge 02. Wonderful Tonight 03. Band Introductions 04. Cocaine 05. Layla 06. Crossroads 07. Sunshine Of Your Love
DISC THREE Opening Act By Mick Taylor 01. I Wonder Why 02. Laundromat Blues 03. Red House 04. Goin' South 05. You Gotta Move