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ホーム レッド・ツェッペリン  - - - WENDY - - - (ウェンディ) Led Zeppelin(レッド・ツェッペリン)/DETROIT HARD ROCK CITY 【3CD】
Led Zeppelin(レッド・ツェッペリン)/DETROIT HARD ROCK CITY 【3CD】
フォーマット:3CD
コンディション(ジャケット/盤):NW/NW
備考:COBO HALL DETROIT MI U.S.A. JULY 12&13, 1973

■ロウジェネ・ソースを使い、12日は全曲収録。
■13日は4曲ながらサウンドボード収録
■豪華3面見開きデジパック+スリップケース
■長年のご愛顧に感謝して一切手抜きナシの通常作品ながら特別価格

  WENDYレーベルの最新作は、1973年7月12日と13日のデトロイト連続公演より、二日間のカップリングタイトルになります。1973年のデトロイトといえば殺気立つ観客と鬼気迫る演奏で有名な1973年の名演のひとつに挙げられる有名ないコンサート。その割にはタイトルが少なくこれといった決定盤がない状態が続いていました。本作は7月12日のコンサートをオーディエンス録音にて全曲収録、そして7月13日のコンサートを4曲だけですがサウンドボード収録した、この連続公演の決定盤ともいうべき内容となっています。

 まず初日12日のコンサートですが、メインとなるオーディエンス・ソースは1種類。このコンサートからはソースが1種類しか発掘されておらず、カットがいくつかあるのと、細かい音切れやノイズが散見されるのが欠点とされていました。しかしながら音自体は非常に鮮明に録音されており、当日の様子を迫力ある高音質で現在に伝えてくれます。本作ではこの唯一のオーディエンス・ソースのファースト・ジェネレーション・マスターを使用し、音切れやノイズに関しても出来る限り補修して聴きやすいものとなっています。もちろん補修作業にも技術的な限界があり、“ない部分を作る”ことは出来ないので、完全収録の多いこのツアーでは分が悪いところもありますが、その欠点を補って余りある内容と音質なので、安心して聴いていただけます。

内容は、残念ながらさっそく一曲目の「ROCK AND ROLL」が途中から始まる収録となっています。しかし一聴しただけでこのコンサートが特別なものであるとはっきり認識できる演奏の凄まじさにすぐに引きこまれてしまうことでしょう。「CELEBRATION DAY」の激しいリフまわし、軽快に跳ねるような「OVER THE HILLS AND FAR AWAY」、そのどれもが名演と呼ぶにふさわしい渾身のプレイ。「SINCE I’VE BEEN LOVING YOU」のエモーショナルなロバートの歌唱、深くブルージーなバンド・アンサンブル、まさにすべてが最高といってもいいでしょう。
この日のバンドが非常に調子良いとわかるのは演奏時間の長さで、実にのびのびと自由なインプロを展開しており、「DAZED AND CONFUSED」に至っては30分以上に渡る見せ場の連続で、息をつく暇もない緊張感ある演奏となっています。続く「STAIRWAY TO HEAVEN」は、一転静かな雰囲気で始まり、丁寧にメロディを積み上げていくような美しい演奏。ギターソロの盛り上がりも申し分なく、これで最後のロバートのシャウトが申し分なければ完璧だったところ。残念ながら「MOBY DICK」はテーパーが意図的にテープを止めたのか3分あまりしか収録されていません。そしてコンサートが進むにつれて演奏にもさらに熱を帯びてきます。「HEARTBREAKER」と「WHOLE LOTTA LOVE」のメドレーは圧巻。重いリフをひとつひとつズッシリと重ねていくイントロから、徐々に盛り上がり「WHOLE LOTTA LOVE」に繋げる展開は、まるで「HEARTBREAKER」が長い前奏のように思えます。その「WHOLE LOTTA LOVE」は「CRUNGE」や「I’M GOING DOWN」などを挟み、これ以上ないといったくらいの素晴らしい演奏となっています。
アンコールは「COMMUNICATION BREAKDOWN」と「THE OCEAN」の2曲。最後の「THE OCEAN」がケッサクで、ロバートがMCをしゃべっているにも関わらず、ボンゾが“ホイッ!!”とマイクで茶々を入れ、さらに会場に向かって“俺はこの曲では大声で叫んでいいことになってるんだ。ワン、トゥ、スリー、アン、フォ〜!!”と、酔っ払っているのか何なのか、絶叫で始まるのです。こんなに機嫌のよいボンゾは見たことがありません。

2日目の13日コンサートは、残念ながら「MOBY DICK」「HEARTBREAKER」「WHOLE LOTTA LOVE」「DANCING DAYS」の4曲のみの収録となっていますが、これが実に素晴らしいバランスと迫力ある優れたサウンドボード音源で収録されています。こちらも初日に負けずとかなりの熱演になっているのが聴きどころです。特にクリアなハイハットから踊るベースラインまではっきり聴きとれるこの鮮明なサウンドボード音源ならではという部分もあるでしょうが、初日ではその全貌がわからなかった「MOBY DICK」が、ここでは28分に渡るロングラン・プレイとなっているくらい、メンバーのノリも尋常ではありません。そして驚きはアンコールの最後に演奏された「DANCING DAYS」です。この曲が演奏されるのはこの時の北米ツアーにおいてはこの日のみというレア・ナンバー。なぜここで披露されたかは不明ですが、このような素晴らしい演奏をサウンドボード音源で聴けるとは驚きの一言です。

1973年ツアーにおいても名演のひとつに数えられるデトロイト2連続公演をファースト・ジェネレーション・マスターを用いて過去最長収録した未来永劫の決定盤となりうる3枚組。パタンパタンの3面見開きデジパックをスリップケースに収納する装丁です。もちろん美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存のがっちりプレス盤。

[DISC ONE]
01. Rock And Roll
02. Celebration Day
03. Black Dog 
04. Over the Hills And Far Away 
05. Misty Mountain Hop 
06. Since I've Been Loving You 
07. No Quarter 
08. The Song Remains The Same 
09. The Rain Song

[DISC TWO]
01. Dazed And Confused
02. Stairway To Heaven 
03. Moby Dick 
04. Heartbreaker 
05. Whole Lotta Love

[DISC THREE]
01. Communication Breakdown
02. The Ocean

[BONUS TRACK]
03. Moby Dick 
04. Heartbreaker 
05. Whole Lotta Love 
06. Dancing Days

[コンディション表記の説明]
NW...新品
M ...新品同様
M-...新品同様ですが、少々のスレあり
EX...スレは多少あるが、おおむね良好
VG...スリキズ等あるが、再生に影響なし

・ Label/No
WENDY/wecd-180/181/182
・ 販売価格

3,800円(税込)

・ 在庫数
SOLD OUT